2014.07.14
皆様、おはようございます。
梅雨明け発表が待ち遠しいころとなりました。
この夏のボーナス支給額は決定なさいましたでしょうか?
毎年、毎年のことながら、決定にあたり、いろいろいろいろ
迷って考えてしまうのが「賞与の支給額」ですね。
2014年の夏のボーナスは、
大手企業だけで見ると従業員1人あたり88万9000円。
大手企業だけでなく日本全国で見ると36万3000円だそうです。
前年と比べた伸び率は8.8%となり、
1981年以降では、バブル期実績(8.36%)を抜いて過去最高だそうです。
どこぞに、そんな過去最高の支給する根拠があるの??と思いますが。
中小企業としては、中小企業だけの平均を知りたいところです。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査では
東証一部に上場している従業員500人以上の240社と
事業所規模5人以上の民間企業を対象としたそうです
中小企業の場合、『35万がひとつの基準』と思っています。
会社の業績や規模の他に、
社員ひとりひとりの勤務成績、勤続年数、年齢などが評価に加わります。
ボーナスは業績などにより、支給額が大きく変動してもいいものであり
業績が悪かったりした場合は、支払わなくてもいいものですが
とはいえ、社員さん側には社員さん側の労働債権としての意識があり、
◇生活給の一部である
◇支給され当然のもの
◇雇用契約書に「賞与 有リ」と書いてあったじゃん!
◇求人票に「賞与1.5か月」と書いてあったでしょ!
と支払われて当然のものという意識で請求をされることが増えてきました。
就業規則等で賞与の支払い基準を明記するのと同時に
▼会社や個人の業績、勤務態度により、減額したり支給しないことがある
という文言を入れておくことは、非常に大切です。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
今週もお元気でお過ごしください!!
社会保険労務士 名古屋セントラルオフィス
代表 武田 佳久
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