2022.04.12

年金手帳が廃止されます

みなさん、こんにちは(^^)

 

夏、、、ですか?

桜が咲いたと思ったら、とても暑い日が続いていますね。

当事務所でも暑い!花粉!という声が飛び交っています。

体調管理の難しい時期です。

 

さて、令和4年4月から年金手帳が廃止され、基礎年金番号通知書へ変更されます。

 

おなじみのあの年金手帳。

皆様、ご自分の手帳はすぐ出せますでしょうか。

 

当事務所でも年金手帳の再交付手続きを承っておりますが、今月以降はおなじみのあの手帳はもう交付が出来ません。

 

今後は『基礎年金番号通知書』というものとなり、再発行手続きを行うと事業主様ではなく直接被保険者へ送付されます。

尚、あて先不明などの理由で基礎年金番号通知書が被保険者にお届けできなかった場合のみ、事業所様を通して被保険者に交付する形となります。

 

年金手帳の廃止の背景には、マイナンバーの導入があります。

 

国は社会保障や税金に関するデータを紐づけて一元化していく方向で動いています。年金に関しても現在はマイナンバーを紐づけし、年金記録等の照会や様々な手続きが行え、年金手帳、基礎年金番号が不要と判断されてきています。

 

マイナンバーとの紐づけにより、結婚や引っ越しなどの際に日本年金機構への各種変更届を省略できるメリットもあります。

 

さて、冒頭から登場している《基礎年金番号通知書》ですが、こちらは既に年金手帳をお持ちの方には交付されません。年金手帳は今後も引き続き、基礎年金番号を明らかにすることが出来る書類として使用できますので大切に保管してください。

 

もう廃止となるため、貴重なものになりますね(^^)/

 

では、どんな方へ《基礎年金番号通知書》が送付されるかというと以下の方です。

 

① 令和4年4月1日以降に新たに国民年金や厚生年金保険に加入する方

 

② 年金手帳の紛失等により、再交付申請を行った方

 

③ 20未満や外国人の方が適用事業所勤務となり、日本国内で厚生年金保険の被保険者となった方

 

年金手帳は廃止となりましたが、基礎年金番号は現時点では大切な一人一人の番号です。

国民年金保険の口座振替申し出など、まだ基礎年金番号が必要なシーンはございますので必要な時に慌てないように、この機会に改めて確認してみてはいかがでしょうか。

 

名古屋セントラルオフィスでは、小さな相談も随時受け付けております。

どうぞお気軽にご連絡下さいね。お待ちしております。