2023.08.10

熱中症は労災になる?

みなさん、こんにちは。

夏真っ盛り、夏ならではのお外遊びを楽しみたいところですが、

危険な暑さが続いています。

 

この季節、屋外での作業が多い業種の皆様は特に熱中症などに気を付けましょう。

管理者の方々は、屋外労働されている従業員一人一人の健康チェックを怠らないようにお気を付けください。

 

会社には適切な熱中症対策を行い、従業員の安全で快適な労働環境を整えるという『安全配慮義務』を負っていますので、熱中症対策には十分に気を配る必要があります。

 

労働基準法の労災に係る項目で『物理的因子による疾病』に『暑熱な場所における業務による熱中症』と記されており、酷暑での作業中にめまいやふらつき、脱水等熱中症の症状で体調に支障が出た場合、労災認定がなされます。

 

労働者の熱中症が業務上疾病に該当するかどうかは、作業環境・労働時間・作業内容・温湿度や、本人の健康状況および被服等の状況などの総合的判断により決定されますが、おおよその場合職場が生活環境よりも暑く、身体負担が高い状況であれば、要件を満たすことになると考えられます。

 

以上のことから、夏の暑い時期には休憩の工夫、注意喚起としてのリーフレットの配布、朝礼などでの注意喚起、塩分や水分の補給が出来るような配慮、健康観察の強化など、会社側は職場環境の管理を徹底し、従業員の安全を確保するようにしましょう(^^♪

 

万が一、従業員が熱中症で倒れたら、、?

 

直ぐに涼しい所で休ませ、体を冷やし、水分補給に務めるようにします。

自身で退避ができないほどの様態の悪化が認められる場合は、速やかに医療機関へ受診をしましょう。

 

熱中症に係る労災認定について、お困りの事がございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

■ ■ ■ ■ ■

 

 

弊社では8月11日(金・祝)から8月16日(水)までを夏季休業期間とさせていただきます。

 

営業再開は8月17日(木)午前9時からとなります。

夏季休業期間中のお問合せにつきましては、休業期間後の回答とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、何卒ご了承下さいます様お願い申し上げます。