名古屋の補助金・助成金センター「社会保険労務士名古屋セントラルオフィス」

こんにちは(^^♪

日差しの強い日もありますが、すっかり秋らしくなりました。

今年も残すところあと2か月ほど。

また来年度に社会保険でなにやら大きな変更がありそうです。

 

現在は厚生年金の被保険者が101人以上の企業で、週20時間以上働く方は社会保険の加入対象となっています。

この短時間労働者の加入要件が、2024年10月から更に拡大され、被保険者数が51人以上の企業等で働く方の社会保険加入が義務化されます。

 

この『51人』の判断基準、

正社員および正社員の3分の4以上を勤務するパート・アルバイトの総数が51人を超える月が、過去一年間の内6回以上の場合に対象となります。

 

また、法人営業所の場合は同一法人格にぞくするすべての適用営業所の被保険者総数で判定します。

所謂、法人番号単位でまとめて51人で判定しますので、中小企業でも当てはまることは多くなりそうです。

 

加入対象となるのは、

◇週の所定労働時間数が20時間以上

◇月額賃金が8.8万以上

◇2か月を超える雇用の見込みがある

◇学生でない

以上の条件全てに該当する方です。

 

 

パートアルバイトとして勤務する方の中には、社会保険に加入したくない(家族の扶養に引き続き入りたい)という方もおられる場合があります。

来年10月からの適用拡大で、対象になりそうな労働者に対しては意向を尋ねて、必要に応じて勤務時間の増減を話し合うことをお勧めします。

 

この適用拡大の流れは大きくなっていくと推察されていますので、事前に様々な方向からの準備をしておきましょう。パート・アルバイトの雇用の他にも、社会保険についてお困りごとや、ご質問がありましたら気軽に問い合わせください☆